Codelab: Cloud Run Day 2025 - ワークショップ 1

1. はじめに

ニュースに関するクエリに回答できるエージェントを作成し、Cloud Run にデプロイします。ニュースは、1 つの場所「バンガロール」のみに関連するトピックに関するものです。次のような問い合わせが寄せられる可能性があります。

  • バンガロールの最新ニュースを教えてください。
  • バンガロールの交通状況に関する最近のニュースを教えて。

Cloud Run にエージェントをデプロイできます。モデルとローカルツールを使用するシンプルなエージェントを作成してデプロイします。

学習内容

  • Cloud Run 用の Google Cloud プロジェクトを設定する方法。
  • Google ADK を使用してシンプルな AI エージェントを構築する方法。
  • エージェント内でローカルツールを定義して使用する方法。
  • Docker を使用してエージェントをパッケージ化する方法。
  • Google Cloud Run でエージェントをサービスとしてデプロイする方法。
  • ウェブ UI を介してデプロイされたエージェントを操作する方法。

必要なもの

  • Gmail アカウント
  • Chrome ブラウザ

2. セットアップ

  1. こちらのセットアップ手順をすべて完了します。
  2. 最初のワークショップのディレクトリに移動します。
cd Cloud-Run-Day-Workshop-2025/workshop1

3. エージェントを Cloud Run にデプロイする

Cloud Shell エディタで必要なファイルがすべて準備できたら、Cloud Shell ターミナルで次のコマンドを実行して、サービスを Cloud Run にデプロイします。

gcloud run deploy news-assistant-agent \
--source . \
--region $REGION \
--project $PROJECT_ID \
--allow-unauthenticated \
--set-env-vars="GOOGLE_GENAI_USE_VERTEXAI=$GOOGLE_GENAI_USE_VERTEXAI,GOOGLE_API_KEY=$GOOGLE_API_KEY"

(プロンプトが表示されたら、「Y」と入力してデプロイを確認します)。

4. エージェントをテストする

デプロイが成功すると、Cloud Shell にデプロイされた Cloud Run サービスの URL が出力されます。

Cloud Run サービスの URL 出力のスクリーンショット

リンクを開くと、ADK ウェブ UI を使用してエージェントと直接やり取りできます。

ADK ウェブ UI のスクリーンショット

5. クリーンアップ

今後料金が発生しないようにするには、作成した Cloud Run サービスを削除します。

gcloud run services delete news-assistant-agent --$REGION $GOOGLE_CLOUD_LOCATION  --quiet

6. 完了

AI ニュース エージェントを Google Cloud Run に正常にビルドしてデプロイしました。